まずは「自分なりの世界観」を持つ。
「ファッションフォトグラファーを目指しています。」とか、
「ポートレートを撮りたいんです。」と言う人でも、
実際にはその被写体をそれ程、撮っていない人が少なくありません。
「なぜ、撮っていないんですか?」と聞くと、
そのほとんどの人が「ライティングの知識が・・・」とか
「まだカメラが・・・」と言って言葉を濁します。
あなたがプロを目指そうと思った理由は、
「ファッションに昔から興味があるから・・」とか
「人間の暖かさを表現したい」とか、様々にあると思います。
でも、私たちは、あなた自身が「自分は何を撮るべきか?」
という理性的な問いに縛られる必要はないと考えます。
なぜなら、自分自身のアイデンティティー(自分らしさ)とは、
理性で考え抜いた末の結論や、消去法による「残り物」ではなく、
「自分が素直に行動出来るか否か」によってのみ輝くものだからです。
私たちが知る限り、『「自分なりの世界観」を誰よりも深く、強く、
追求し、極めていけば、自然に自分が落ち着ける場所にたどり着いていく』
というのは真実です。
『仕事はその後から付いてくる』というのも真実です。
だからこそ、まずは、自分が本当に好きなものは何かということを
知るべきではないでしょうか?
ひところ、「自分探し」というフレーズが流行していましたが、
どれほど海外の遠方へ行こうと、思いがけない苦労や出会いがあろうと、
それが受動的に流されるだけの旅である限りは、
“思い出”以外の何も見つからないと思います。
自分自身の意志と力で「頑張れることをとことん頑張ってみる」ことが、
夢の実現、すなわち自分の居場所を見つける唯一の方法だと
言えるのではないでしょうか?