”プロ”というライフスタイルを受け入れる。
「写真を撮るのが好きだから、フォトグラファーを目指します。」
と、言う人はたくさんいます。
写真学校や写真教室も、その「写真を撮る」という部分を
クローズアップして教えています。
でも、現実のフォトグラファーといわれる人達の24時間を見ていると、
実際にカメラを持って撮影をしている時間は
ほんの僅かでしかないことに気付きます。
では何をしているのでしょうか?
撮影以外の多くの時間は「すごく広い意味での営業」、
「仕事関係の方々との様々なコミュニケーション」、
「打合せ」、「撮影準備」、「移動」、「納品の為の後処理」等に
費やされているのです。
結局、これらの時間のすべてが、
いわゆる「フォトグラファーとして求められること」なのです。
もし、自分がフォトグラファーを使う側の立場だったら、
「楽しそうに打合せをするフォトグラファー」と
「対人関係が苦手なのか、自信無げで言葉少なめのフォトグラファー」の
どちらに好意を持つでしょうか?
つまり、これらの時間を楽しめるかどうかは、
フォトグラファーという職業を楽しめるかどうかと同じことと
考えるべきではないのでしょうか?
この「撮る写真自体のクオリティー」とは直接関係のない部分を
受け入れられないがために、フォトグラファーを目指すことを
諦めてしまう人は少なくありません。
「フォトグラファー」とは、職業の一つであると同時に、
“生き方”や“ライフスタイル”の選択でもあるということを
覚えておく必要があると思うのです。